ダイエットしている時によく感じます。

「あ~おなかすいた」

頻繁に思いませんか?

もちろんダイエット前より
食事を少なくしているので仕方ない、、、

あきらめていませんか?

そこで

「おなかすいた」ってどういうことなの?

を知りましょう。

それだけで、我慢限界からのドカ食いが減るかも、、、

ドカ食いのメカニズムはこちらで、お伝えしました。

ドカ食いは、なぜ起こるのか?

ダイエット中って、 ついついドカ食いしたくなりませんか? ダイエット中にこれだけ我慢したので 今日は、いっか!となり食べ始めると止まらない、、、 一気に菓子パンを…

今回は

「おなかすいた」をわかりやすくしてみます!

途中少し難しい箇所がありますが、大切な事なので割愛していません。

可能な限り分かりやすくお伝えしていますので、
できれば結びまでお付き合いくださいませ。


「空腹」はどういう状態なのか?

まず空腹を知りましょう。

実際にカラダがどういう状態になれば

「空腹」と感じるのでしょうか?

この飽食の時代
胃の中が「空っぽ」は、
よほど何も食べないことには起こりません。

もし、そんなことになったら飢餓状態ですよね。

現代では、まず陥りません。

ずっとお腹が空っぽだとカラダが動かなくなり、
倒れてしまいますよね。

なので

「お腹が減る」

どういうメカニズムで起こるのか?を
知る必要があります。





カギは血糖値の存在

血糖値という言葉は良く聞くと思います。

そもそも血糖値とは、どんなものでしょうか?

私たちのカラダには
毛細血管という微細な血管が、
全身に張り巡らされています。

それこそ末梢の手指に至るまで、長く長くカラダの隅々まで。

その血管の中を見てみましょう。

色々な成分が血液中を漂っています。

脂質もそうですが
脳を動かすのに必要な糖分ももちろん血液中にあり、
あらゆる場所まで運ばれます。


血液中の糖分を血糖といい、
その量を血糖値という指標であらわします。

血糖値とは、一言でいえば

「血液中の糖分」です。

そして、お腹が減ることは、
実は血糖値と深い関係があります。




血糖値が「お腹の具合」と関係している

通常食事をとると、
血液中に糖分が溢れ出し
血糖値が上がります。

ただし、人間は一定を好む動物です。

ホメオスターシス(恒常性)とよばれる機能が
常に私たちのカラダの中で働いている!

たとえば、体温!

人間の体温は

36℃付近の「一定」を維持しています。

外が暑くて体温が上がりすぎた時は、
汗をかくことにより皮膚表面に水分をにじませ、
その水分が蒸発する気化熱によって体温を下げます。

このように、
何とか体温を一定に保とうとするのですね。





ホメオスターシスが、私たちのカラダにはあらかじめ備わっています。

まず頭にこの事を置きます。


当然、血液中でもホメオスターシスが働きます。

たとえば血糖値が上がり続けると、高血糖状態となり、
カラダにとって良くない、、、

そこで上がり過ぎた血糖値を元に戻すために、
インシュリンというホルモンが膵臓から出ます。

これで血糖値が下がります。

そして、実は
血糖値が下降する時に、
人は「お腹がすいた~」と感じます。

これが「空腹」の正体です。

もちろん、胃の中がからっぽになることでも空腹を感じますが、
現代は1日3食も食べます。

そんな状況でいの中が空っぽになるのは
現実的ではないですよね。

胃の中の状態よりも、血糖値の変動に注目しましょう。


カラダのメカニズムは一生変わらない

このようにカラダの機序は生まれつき決まっているので、
変えられません。

つまり、この先

一生変わらないものです。

もちろん
胃に入っている食物の量も関係しますが、
血糖値が下がることにより、

私たちは必ず「空腹」と感じらようになっている!

ではなぜ血糖値を下げるのか?

つまり

先程のホメオスターシスが働くのは
なぜなのか、みていきます。

糖分は栄養の1つなので多い方がいいじゃないか?
という意見が出そうですが、

いえいえそうでもないのです。

血糖はかなり小さいですが、
実はよく見ると表面がギザギザ。

そのため、血液中で増えすぎると、
これはこれで大変!

血糖の表面のギザギザにより、
血管の内壁を傷つけてしまう。

血管の内壁が傷つくと、
そこに脂肪分などがこびりつきやすくなります。

そしてその箇所は血液の流れが滞りやすい、
ひいてはつまりやすい!と、こうなります。

血管の些細な傷が
病気の一歩になるとしたら、、、

とても怖いですよね。

このことから、血糖値は高すぎても良くないし、
逆に低すぎてもお腹が減って、、、

というジレンマに陥ります。

食事でもそうでしょう。

食べ過ぎも、
あまりに食べなさ過ぎもいけませんよね。

血糖もそうなんです。

何事も

過ぎたるはなお、及ばざるがごとし!




血糖値のコントロールしだい

結局、食事で過度に血糖値を上げ過ぎるから
その反動で血糖値が下がった時に

「おなかへった」が起こります。


ダイエットをする上で
血糖値の存在は避けられません。

これからは、
血糖値を味方につけて、正しくダイエットしましょう!