何もわからず

闇雲にダイエットしていませんか?


車を運転するには、まず免許をとらないといけません。
教習所では、講義と実地をしますよね。

この2つがあってはじめて、
車が運転できるようになります。

同じように、ダイエットもまず
「ダイエットのやりかた」を身につける必要があります。

これまで、ダイエットが

・失敗する原因

・成功の秘訣

・続かない理由

を見てきましたね。

まずはこちらから、ご覧ください。


ダイエットが失敗する原因

ダイエットが失敗してしまう、、、 そんな経験はありませんか? 原因を知らないと、また同じことを繰り返してしまいます。 でも原因さえ知れば、ダイエットはたちまち進み…



ダイエット成功の秘訣

ダイエットを成功に導くためには、秘訣があります。 それを知らないと、どんなダイエット法を試しても 結果は同じかもしれません。 成功のためには、まずダイエットが失敗…


ダイエットが続かない理由

ダイエットを成功させるためには、失敗してしまう原因と、成功させるための秘訣。 この両方を知りましょう! こちらで詳しくお伝えしています。 ひとたびダイエットが進み…



いかがでしたでしょうか?

これらの知識を身に着けていただき、
正しいダイエットのやり方を知りましょう!


正しいダイエットのやりかた



①知識を身につける

②行動変容をうながす


順に詳しく、見ていきましょう。


知識を身につける

これが見逃されがちです。

多くの方は、
無免許でいきなり高速道路を走ろうとします。

最初は気持ち良く運転できるかもしれません。

でも、調子に乗ってスピードを出し過ぎると
事故を起こします。


多くのダイエットが失敗するのはこういう理由です。

では知識を身につけるには、
どうすればいいのでしょうか?

「情報を集める」こと。


ダイエット情報を検索すると、このようにでてきます。


こういう食事をするといいですよ!
こんな筋トレをしましょう!

というものですね。

でも気をつけないといけません。

これは、万人にあてはまります。

たとえば
栄養素がカラダにどんな働きをするのか?などは、
エビデンスといって科学的な裏付けがとれたものも多いです。

でも、逆にいうと、
誰にもあてはまりません。

たとえば、野菜がカラダにいいと知っていても
食べるのが嫌いだと続かないだろうし、

ウォーキングは
有酸素運動だから脂肪を燃焼します!
とわかっていても

カラダを動かすのが嫌な人は、できません。


そういう「個人の事情」抜きで、
これをしましょう!
あれをしましょう!といっても
できませんよね、、、

そして、昭和の時代ならいざ知らず、
こういう情報は、もうネットにあふれかえっていませんか?

これだけITが発達していれば、
簡単に情報は手にいれられます。

もちろん、信ぴょう性の問題はあります。

本当なのか?は
良く確かめないといけません。

もうひとつ、情報が爆発的に増えたので
多すぎて選べない!といった問題。

レストランのメニューでいえば、
100個もあると、それはそれは迷いませんか?

でもこれが、3個だとパッと決められますよね。


栄養や運動情報は、本当にたくさんあります。

多すぎてどれを選べばいいか?わからない
というデメリットがあります。

ここまでをまとめると

・知識を得るためには情報が必要

・でも情報が多すぎて必要なものがわからない

そしてここからが大切ですが、
知識を得ても、体重は1グラムも減りません。



②行動変容をうながす


知識を得た後に、実際の行動に移さないといけませんよね。

その時に

私たちは、

どういう行動を好むのか?
どういう性質をもっているのか?

を知ることです。

もちろん、知識を得ることは大切です。

自分が「知らなかった」ことを知れます。

それは満足感を高くしてくれますよね。

とはいえ、
「知っている」「やっている」
天と地ほど違いませんか?

どんな事でもそうですが
「物知り博士」になってもしょうがないですよね。

このように
「知っていること」「やっていること」には
雲泥の差があります。

ダイエットでも
「有酸素運動は脂肪を燃焼させる!」と

" 知っていても "

実際にウォーキングしなければ
体重は1グラムも減りません。

つまり、実際の行動に落とし込まないと
「ダイエット」として成立しないのです。


ダイエットの指導・支援は、
ほぼ知識提供に偏っています。


こんな食事がいいです!

この栄養素おすすめです!


でも、それ実は

全員に言っているんですよね。

もちろん知識だけでも

ダイエットはできます。


ただ最初はいいのですが、

だんだんつらくなって、続かない、、、

とこうなる可能性がたかいです。

どうしてでしょうか?

それは情報や知識を

「どう行動に落とし込んだらいいのか?」

まで踏み込んでいないからです。



情報を得て知識的なことをいくら

「知っても」

同時に

「どう行動に落とし込んだらいいのか?」

をセットで学ばないとダイエットは成功出来ません。


例をあげます。

筋トレしましょう!

どうして?

筋肉を鍛えると、そこで脂肪が燃えるから!

へ~。

情報を得て「知りました」。

ここまででは、行動しません。

完全に

知識だけで止まっている  

からですね。

情報だけ知ったところで
じゃあ筋トレしましょう!

とはなりませんよね。

(もちろんできる方もいらっしゃいます)


では、

行動変容を促すためにどうするか?


とってもシンプル。

生活習慣に溶け込ませるだけです。


たとえば、小さい子供がいて

産後太りが気になっている女性なら、

筋トレしましょう!

脂肪が燃焼しますよ。


そのために

子供のだっこ時間を増やしませんか?

そして抱っこしたまま

左右に腕を少しゆらしてみましょう。

ラクに筋トレできますよ。



「筋トレすると脂肪が燃えやすくなる」

という知識に

「子供と遊ぶ」という生活の中での
行動がプラスされると


ラクに、運動(筋トレ)できるかもしれません。

自然と行動が変容しましたね。

もちろん、その方に合うか?はわかりませんが、

「筋トレ」の知識と

「どうすれば行動しやすいか?」が

セットにならないと行動しない例をしめしました。


筋トレは脂肪燃焼にいいんだ!と

知識があっても

子育てで忙しいママに

腹筋を10回しましょう!

できません、、、

ですから方法論は

ダイエットには必要ありませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように

①知識

②行動変容

がセットになってはじめて

ダイエットという車が動きだします。

情報・知識と行動変容は両輪です。

余談ですが、ダイエット法を知るのもいい事です。

ただし、それが「自分に合っているのか?」
必ず考えるようにしましょう。