みなさん、炭水化物の重ね食べをしたことがありますか?
炭水化物の重ね食べとは、
「ご飯+ラーメン」や「パスタ+ピザ」
などの組み合わせのことです。
ダイエット中に炭水化物の重ね食べをしてしまうと、、、
太るかも?と思いつつ、
コンビニで昼食を選ぶ際に、サッと食べやすかったり、
お腹が膨れやすいなどの理由で選びやすいですよね。
外食をしても、パスタ+ピザなど、ついつい頼みがちです。
ですが、
炭水化物の重ね食べを続けていると
どうなるかお分かりでしょうか?
そう、ご存知の通り、もちろん太ります!
なぜ、炭水化物の重ね食べをすると太るのか ?
では、今回は
なぜ炭水化物の重ね食べをすると太るのか?
メカニズムを、お伝えしていきます!
ずばり、
インスリンが過剰に分泌されて、
炭水化物は消化されて脂肪に変わるからです!
みなさんご存知のように、
炭水化物を摂ると、血糖値が上がりますが、
血糖値を下げようと、インスリンを分泌します。
ダイエットと血糖値の関係は、こちらからどうぞ。
インスリンの働き
インスリンには、色々な働きがありますが、
代表的な働きとして、
①血糖値を下げる
②余分な糖質を脂肪細胞に蓄える
があります。
炭水化物の重ね食べをすると、
炭水化物を必要以上に食べることになるので、血糖値が急上昇します。
身体は急上昇した血糖値を下げようと
インスリンも大量に分泌されることになります。
そうするとインスリンの働きにより、
高くなった血糖値は、筋肉中に取り込んでエネルギー源とし、
さらに筋肉中や肝臓に形を変えて蓄えます。
しかし、その蓄える量には限りがあるので、
蓄えきれなかった分が脂肪として脂肪細胞に溜め込まれてしまうのです!
脂っこいものだけではなく、
炭水化物が脂肪に変わるなんて、驚きではないですか?
まとめ
炭水化物の重ね食べをすると、
脂肪が蓄えられやすくなり、太りやすくなります。
またそれだけではなく、
「炭水化物の重ね食べ」を続けていくと
生活習慣病の一つである「糖尿病」のリスクにも繋がります。
食事での栄養バランスも悪くなるので、
炭水化物の重ね食べは避けて
・一品をサラダにする
・定食屋さんを積極的に選ぶ
など、出来ることから始めてみませんか?
(管理栄養士・中井)