忙しい日常で誰しもストレスを感じますよね、、、
知らないうちにストレスは溜まるものです。
ストレスの影響を最も受けるのが「食」。
なぜでしょうか?
それは「手っ取り早い」から。
食は1日3回かならず訪れるので、
はけ口にしやすいのです。
食欲は根源的な欲求なので、
満たせばスカッとする!
ストレスがたまると
暴飲病食に走る方が本当に多いです。
暴飲暴食によって、メタボ状態になると
先は生活習慣病の一択です。
生活習慣病については、こちらで詳しくお伝えしています。
そこで、生活習慣病にならないように
ストレスと食について、詳しくみていきますね。
食欲は、コントロールできない!?
そもそも
食欲を操ろうとしてはいけません。
食欲は本能なので、私たち管理栄養士でも容易に操れません。
食欲は誰でも自然に備わっていてコントロールできない、、、
この事実をまず知りましょう。
ではどうすればいいの?
ここで、質問です。
そもそも食べることの目的は何でしょうか?
お腹を満たすこと。
本当に?
もっと他にもありませんか?
あ〜幸せ。
これが本質のような気がします。
ただただ「お腹いっぱい」ばかりを追い求めていませんか?
満腹を食べる目的にすると、食べ過ぎのリスクが常につきまといます。
そこにフォーカスしては、いつまでたっても
胃の容量と勝負しなければなりません。
これでは、カラダが豊かになる一方ですよね。
まして年々代謝は落ちていくので、
昔と同じ量を食べていたら確実に太ります。
つまり、お腹いっぱいの食事を毎回していると、太っていきます。
そんなこと、わかっているよ。
でも、できないから悩んでいるんじゃない。
そうですよね。
ではどういう気持ちに寄り添えばいいのでしょうか?
満腹感よりも大切な事
食べて
お腹いっぱいになればいい?
本当にそうでしょうか?
という所まできました。
満腹感よりも、もっと大切な感情があります。
それが、
「満足感」
ではないでしょうか?
どうしたら満足感が得られる食事ができるのか?
結論からお伝えすると
バランスの良い食事をすれば、満足感を得られます。
でもバランスの良い食事なんて毎日できない、、、
そういう方に朗報です!
別の方法があります。
キーワードは「おいしい!」です。
この「おいしい!」も人によって違いますが、
誰もが持つ感覚ですよね。
たとえば、有名シェフの料理を味わうために、
レストランを訪れた時の事を想像してみましょう。
そこには、普段とは違うメニューが並んでいませんか?
レストランで実際に料理が運ばれてきます。
一口味わいました。
とても美味しかった!
これはもう満足感でしょう。
満足すれば、少しの食事量でも事足りませんか?
結局のところ、満足感があれば
あまり「お腹いっぱい」にこだわる必要はないのかもしれませんね。
満足感を得られる食事方法とは!?
別の表現をすると、
食事に満足感がないからこそ、
「お腹いっぱい」を求めるのです。
たしかに「おいしくない」料理もあります。
それはそれは救いようのない位に、、、
たとえば、ドカ食いしてしまう。
こういう経験はありませんか?
美味しくないものでも、とにかく量を満たす。
それがドカ食いにつながっているのかもしれませんよね。
ところが、そういうものをいつも食べていると、
満足感が満たされないために、「お腹いっぱい」だけを求めます。
これからは、考え方を変えてみませんか?
まとめると、
「満足感」を得られる食事方法は
① 栄養バランスのとれた食事
② 「おいしい!」を感じられる食事
結局のところ、この2つに集約されます。
極端な話、食事において
「満足さえすれば」そんなにおびただしい量はいりません。
あなたはいつもよりおいしい食事を食べた時に、
あまり量を食べていないことに気づくかもしれませんね。
悲しい事に、現代の食事はあまりに嗜好に偏っていました。
好きなものを好きなだけ食べられることは、
とても平和で喜ばしい事かもしれません。
でも好きなものが
「栄養バランスがとれている」とは限りませんよね。
これだけ生活習慣病の方が毎年誕生していることを考えると、
少し立ち止まる時期に来ているのかもしれません。
「お腹いっぱい」ばかりを求めていませんか?
もうカラダにはじゅうぶんに栄養が行き渡っているでしょう。
これからは
「満足した」
というココロの栄養を重視しましょう。
生きていく為には、もちろんカラダの栄養も大事ですが、
ココロの栄養にフォーカスしてみませんか?
結局、ストレスはどうすればいいの?
ただ、満足感のある食事をしても
ストレス問題が残りますよね、、、
よくストレスでカラダがおかしくなる、という話を聞きますが、
いくぶん妙な話です。
ストレスの原因を取り除けばいいだけです。
(それが難しいのですが)
そもそもストレスで太るのではありませんよね。
ストレスによって起こる
「食べ過ぎや飲み過ぎ」で
カラダが蝕まれていることを、知りましょう。
たしかに、
パンチのある食事やアルコールなどの嗜好品は、
食欲や制覇感を満たしてくれます。
一時的にはストレスを紛らわせることができるかもしれません。
ただそれに依存していても仕方ありません。
いくら暴飲暴食を繰り返しても一向に体調は改善しませんし、
そもそもストレスの根本の解決にはなりませんよね。
暴飲暴食は、一瞬の達成感に酔いしれているだけです。
本当はストレスの根本を絶たないといけません。
たとえば、会社の上司によるパワハラがストレスの原因であれば、
職場での回避方法を考える方が賢明です。
極端な話、いっそ転職してもいいわけです。
ママ友が原因ならそっと離れましょう。
そんなことできない?
では会社やママ友との関係が悪化することよりも
あなたのカラダが蝕まれる方が
怖いと考えてみませんか?
ストレスによってカラダを壊すと、
いずれ職場でも働けなくなります。
ママ友と会話する事もできなくなります。
何をするにも、カラダが資本ですからね。
表面的なことよりも
本質的なことを優先すると、うまくいきますよ!