前回、痩せるには朝ご飯を食べよう!というお話をしましたね。
今回は、「ダイエット中の朝ご飯」の内容をご紹介します。
みなさん、朝ご飯は何を食べていますか?
時間がない朝には、簡単な物を食べることが多いですよね。
例えば、
食パン。
グラノーラ。
卵かけご飯。
など、でしょうか。
ダイエット中の朝ご飯には
たんぱく質を入れることがお勧めです!
何故かというと、たんぱく質は
①食事誘発性熱産生が大きい
②筋肉を作るもとになる
からです!
①食事誘発性熱産生
食事誘発性熱産生とは、簡単に説明すると、
食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することです。
食事を食べると、身体がポカポカするな。と感じたことはありませんか?
実はこれは、
食事誘発性熱産生(DIT) によるものです。
食事を摂ると、体内に吸収された栄養素が分解されて、
その一部が体熱となって消費されます。
その中でも、食事誘発性熱産生でどれくらいのエネルギーを消費するかは、
栄養素によって異なります。
糖質は約6%、脂質は4%に対して
たんぱく質は30%といわれています。
つまり、
たんぱく質を食べた方が、より熱産生が高まり、代謝が上がります!
代謝については、こちらで詳しくお伝えしています。
代謝について知れば、食べれば食べるほど痩せる!ことが可能になります。
こちらで詳しくお伝えしていますので、良ければどうぞ!
②筋肉を作るもとになる
また、たんぱく質は筋肉をつくる材料となります。
その材料になるたんぱく質を摂らないと、筋肉量が減ってくるのは目に見えていますよね。
そうなると、、、代謝量が減り、太りやすい身体になってしまいます。
ダイエット中に、筋肉量を減らすことは大敵です!
そうならない為に、朝ご飯にはたんぱく質を追加しましょう。
じゃあ、実際何を食べればいいの?と思いますよね。
ここで、たんぱく質を追加した朝ご飯を紹介します!
・食パン(糖質)だけの朝食には、ゆで卵(たんぱく質)を追加する
・菓子パンはサンドイッチ(卵やツナが入ったもの)に変える
・ヨーグルトやチーズなどの乳製品を追加する
・和食に変えて、おかずを納豆や豆腐にする
・豆乳を飲む
こう見ると、意外と簡単に
朝ご飯にたんぱく質を追加できそう!と思いませんか?
ぜひ、ダイエット中には朝ご飯にたんぱく質を追加して、
痩せやすい身体を作って行きましょう!
(管理栄養士・中井)