内臓脂肪が増えるメカニズムについて
""内臓脂肪" "メタボリックシンドローム"
...巷でよく聞く言葉ですよね。
「お腹周りが年々大きくなってきたな…」
気になりつつある方は、内臓脂肪が増えてきているかもしれません。
今回は、その「内臓脂肪」のお話をしたいと思います。
まず、脂肪の種類 についての解説です。
脂肪の種類 2つ
①内臓脂肪
②皮下脂肪
①内臓脂肪脂肪とは・・・
腹筋より内側にあるため、指でつまむことができません。
生活習慣改善により "落ちやすい脂肪" でもあります。
男性に多くつくのが特徴。
内臓の周りに脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」は、リンゴ型肥満とも呼ばれます。
②皮下脂肪とは・・・
皮膚のすぐ下にある脂肪。指でつまむことができます。
エネルギーを貯蔵する役割があるので、"落ちにくい脂肪"とも言われます。
女性に多くつくのが特徴。
下腹部・おしりなどに脂肪がつく「皮下脂肪型肥満」は、洋ナシ型肥満とも呼ばれます。
内臓脂肪が増えるとなぜ良くないのか?
動脈硬化の進行を早め、
メタボリックシンドロームや生活習慣病になるリスクを高めるためです。
内臓脂肪が多くなると、
"高血糖" "高血中脂質" "高血圧" などが起こりやすくなるのです。
つまり、健康診断の検査値が少しずつ悪化しやすくなります!
内臓脂肪が増える大きな原因って・・・?
内臓脂肪を増やす大きな原因は、糖質です。
体にとって必要な量以上の糖質をとった時、
「中性脂肪」という形にかえて体内に貯蔵します。
中性脂肪が蓄積されすぎると内臓脂肪を合成する原因となります。
そのため、糖質を摂りすぎないことが重要です。
ちなみに・・・
「糖質」って何? という疑問については
こちらのコンテンツにまとめております。
よろしければ、ご覧ください。
(管理栄養士・伊藤)