ある時期から
メタボ!メタボ!と言われ始めましたよね。
それまでは肥満だったのが様変わりしました。
実はメタボリックシンドロームの基準は
2005年に医学系の色んな学会が集まって
統一したんですね。
その基準をできるだけシンプルに
お伝えしますね。
当てはまっているかどうか、
確かめてみませんか?
基本は腹囲
基本となるのは、
腹囲です。
女性 90㎝以上。
男性 85㎝以上。
まずこれにあてはまってなければ、メタボではありません。
腹囲は何をあらわすのでしょうか?
皮下脂肪の蓄積です。
どれだけ皮下脂肪があるか?
その目安になるんですね。
なぜ女性の方が
腹囲の基準が緩いかというと、
もともと皮下脂肪の量が多いからです。
逆に男性は内臓脂肪が多いんです。
なぜ女性は皮下脂肪が多くて内臓脂肪が少ないのでしょうか?
それは赤ちゃんの場所が必要だからです。
内臓に脂肪がついてないことで
赤ちゃんの場所を確保しているんですね。
その証拠に
赤ちゃんを産む時期が過ぎれば
女性も急激に内臓脂肪が増えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211123/09/artrestaurant/22/4b/j/o0640042615035760214.jpg)
+血圧・血糖・血中脂質
腹囲が基準値以上であっても
まだメタボだとは判断できません。
腹囲が基準値を上回っていて
かつ、次の3つのうち「2つ以上」
基準値を外れれば
メタボに該当です!
順にみていきます。
①血圧
収縮期(最大)血圧 かつ/または 拡張期(最小)血圧 | ≥ 130mmHg ≥ 85mmHg |
---|
②血糖
空腹時高血糖 | ≥ 110mg/dL |
---|
③血中脂質
中性脂肪 かつ/または HDLコレステロール値 | ≥ 150mg/dL < 40mg/dL | |
---|---|---|
少し細かくなってきましたが、
今年の健康診断がお手元にあれば
比べられますよね。
数値を見比べてみましょう!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211123/09/artrestaurant/b1/8b/j/o0400061415035762019.jpg)
メタボリックシンドロームは、「複合的に」判断される
いかがでしたでしょうか?
結局、腹囲(内臓脂肪)の数値だけ、
健康診断の結果だけではメタボの判断ができません。
あくまで
複合的に判断されます。
なぜなら、
複合的にリスクが高まると
生活習慣病などになりやすくなるからです。
そうなる前に、
メタボというキャッチ―な名称で
「予防」を促しているんですね。
あなたには今こんなリスクがありますよね。
少しずつ基準値に近づけ、メタボを脱出しましょう!
というメッセージですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211123/09/artrestaurant/c3/fd/j/o0640042615035762988.jpg)
まとめ
腹囲が身長によらず
みんな一緒の基準なの?
など
色々なご意見はあるでしょう。
でも火のない所に煙は立たずで、
たとえ身長が高くて
腹囲が基準をオーバーしても
血圧・血糖・血中脂質に問題なければ
メタボではありません。
この3つの数値を基準値に近づける方法は
こちらで公開しています!
もしメタボリックシンドロームであれば、
生活習慣病の一歩手前の可能性があります。
自覚症状はないかもしれませんが、要注意!
ぜひ照らし合わせてご確認くださいませ。