ある時期から
メタボ!メタボ!と言われ始めましたよね。

それまでは肥満だったのが様変わりしました。

実はメタボリックシンドロームの基準は
2005年に医学系の色んな学会が集まって
統一したんですね。

その基準をできるだけシンプルに
お伝えしますね。

当てはまっているかどうか、
確かめてみませんか?


基本は腹囲

基本となるのは、

腹囲です。

女性 90㎝以上。

男性 85㎝以上。

まずこれにあてはまってなければ、メタボではありません。

腹囲は何をあらわすのでしょうか?

皮下脂肪の蓄積です。

どれだけ皮下脂肪があるか?

その目安になるんですね。

なぜ女性の方が
腹囲の基準が緩いかというと、

もともと皮下脂肪の量が多いからです。

逆に男性は内臓脂肪が多いんです。

なぜ女性は皮下脂肪が多くて内臓脂肪が少ないのでしょうか?


それは赤ちゃんの場所が必要だからです。

内臓に脂肪がついてないことで
赤ちゃんの場所を確保しているんですね。

その証拠に
赤ちゃんを産む時期が過ぎれば
女性も急激に内臓脂肪が増えます。



+血圧・血糖・血中脂質

腹囲が基準値以上であっても
まだメタボだとは判断できません。

腹囲が基準値を上回っていて

かつ、次の3つのうち「2つ以上」

基準値を外れれば

メタボに該当です!

順にみていきます。


①血圧

収縮期(最大)血圧
かつ/または
拡張期(最小)血圧 
 ≥ 130mmHg

 ≥ 85mmHg

②血糖

空腹時高血糖 ≥ 110mg/dL

血中脂質

中性脂肪
かつ/または
HDLコレステロール値 
 ≥ 150mg/dL

 < 40mg/dL

少し細かくなってきましたが、
今年の健康診断がお手元にあれば
比べられますよね。

数値を見比べてみましょう!




メタボリックシンドロームは、「複合的に」判断される

いかがでしたでしょうか?

結局、腹囲(内臓脂肪)の数値だけ、
健康診断の結果だけではメタボの判断ができません。

あくまで

複合的に判断されます。

なぜなら、

複合的にリスクが高まると
生活習慣病などになりやすくなるからです。

そうなる前に、

メタボというキャッチ―な名称で
「予防」を促しているんですね。

あなたには今こんなリスクがありますよね。

少しずつ基準値に近づけ、メタボを脱出しましょう!

というメッセージですね。



まとめ

腹囲が身長によらず
みんな一緒の基準なの?

など

色々なご意見はあるでしょう。

でも火のない所に煙は立たずで、
たとえ身長が高くて
腹囲が基準をオーバーしても

血圧・血糖・血中脂質に問題なければ

メタボではありません。


この3つの数値を基準値に近づける方法は
こちらで公開しています!


ダイエットと生活習慣病

いきなりですが、 そもそも、ダイエットってどういう時にしたい!と思うでしょうか? なぜだかわかりませんが 太ってしまうから。 そうですね。 太ってしまう原因の多くは…

もしメタボリックシンドロームであれば、
生活習慣病の一歩手前の可能性があります。

自覚症状はないかもしれませんが、要注意!

ぜひ照らし合わせてご確認くださいませ。