ダイエットにつきものですね。

「停滞期」

ダイエットの始めはスルスルと体重が落ちていきますが、
続けるうちに、体重が落ちない時がくる!


どういうことでしょうか?

疑問ですよね。

そして、ほとんどの方がここで立ち止まってしまいます。


でもメカニズムを知れば大丈夫です。

なぜ、停滞期が起こるのか?

詳しく見ていきます。


体重は直線的に落ちていく?

ダイエットすれば、
体重はまっすぐ落ちていく!

ダイエットを始めた人の頭にはこの考えがあります。


図で示しますね。


こんな感じで
一次関数のように直線的に落ちていく!

そう思っていませんでしたか?

でも経験からわかるように、ダイエットを始めたからと言って
そうやすやすと体重は落ちません。


機械みたいに、きちきちっと
行動と結果はリンクしない!

このことをまず頭に入れてみて下さい。


体重は「段階的に」、曲線で落ちていく。

人のカラダは不思議なものです。

もちろん最初は、体重が落ちていきますが、
どこかで止まります。


これは、人間の正常な反応なんです。


「ホメオスタシス(恒常性)」といいます。


私たちは安定が好きです。

たとえば、体温。

暑い夏も、寒い冬も
36℃くらいで一定ですよね。

体温が下がると免疫力が落ちますし、
逆に上がり過ぎても、暑さでカラダや脳がやられてしまいます。


そのため
夏は汗をだして体温を下げます。


体温を一定にする、カラダの正常な反応です。

繰り返しますが、
何かとカラダは一定を保とうとします。


体重も同じです。


急激に落ちていくと、
カラダは元に戻さないと!
と思います。


ホメオスタシスが働くからですね。


カラダは元に戻りたがっているんです!


でもダイエットで体重を落とす。

この2つが拮抗して体重が一定を保とうとします。

わかりやすいように図で示しますね。

体重が落ちていくのは、こういうイメージです。

決して、「一次関数」のような直線ではく
「二次関数」のような曲線で落ちていきます。


途中、赤矢印で示した
階段の踊り場のような所がかならず出てきます。


拮抗しているんですね。


落ちる体重と
元に戻りたいカラダとが!

その期間を

「停滞期」と呼びます。


人間のカラダでホメオスタシスが働いている以上
誰でも停滞期が訪れます。

そこで

「今、ホメオスタシスが働いているから」
体重が減らない時期なんだ、、、
と思えるかどうか?です。


同じ「体重が減らない」という状態でも、
停滞期のメカニズムがわかってるのとわかってないのでは

心理的に大きな差がでます!

このメカニズムさえ知れば
もう停滞期も怖いもんなしですね。

停滞期の時間の経過のイメージ


まとめ

体重は直線的に落ちていかない

体重は「段階的に」、曲線で落ちていく

・ホメオシタシス(恒常性)が働くので、
ダイエット中のカラダは元に戻りたがっている

・戻りたいカラダと落としたい体重が拮抗して、
踊り場のような「停滞期」が必ず訪れる


停滞期をうまく乗り越えて、
ダイエットを成功に導きませんか?